怖かった地震。
今も少し揺れるとあの時を思い出す。
いろいろなことが重なって私たちは無事です。
金曜日。
友達とランチをして帰宅直後の出来事。
たまたまがたくさん重なった。
その日たまたまEV点検で階段を使ってマンション3階の自宅へ。
しかもいつもはお昼寝しない息子がたまたま自転車で寝てしまった。
だからたまたま自転車をいつもおかない階段近くへいったん停め、だっこで階段で部屋へ。
むすこをベッドに寝かせ、自転車を定位置にもどすため私だけで部屋をでた。
すると15時まで点検のEVが早く点検を終えて、動いていた。
ラッキー!と思い乗った。
そして自転車をもどし、EVで部屋へ。
手を洗い、コンタクトをはずしていた。
すると、なんかゆれた?
というような感覚。
つかれている金曜日だからきっと立ちくらみと思った。
しかし部屋の植物がゆれていた。
そしてますます揺れが強くなった。
あわててリビングのドアをあけ、玄関のチェーンをはずし、息子の寝室へ。
どんどん揺れはつよくなる。
ふと気付くと、眼鏡をしていない。
あわてて洗面所へ、このときすでに洗面所のものはたくさん落下。
そして息子はまだねている。
揺れでばたんばんたんと閉まる寝室のドアを足でおさえ、息子の上へ覆いかぶさった。
揺れはまだおさまらない。
いろいろなものが落ちるおとがする。
携帯をにぎしりめ、パパに電話するもつながらない。
あまりの揺れに、息子を起こす。
まだ揺れている。
少しおさまり、リビングへ。
テレビをつけた。
すると家電がなった。パパだった。思わず涙がでた。
なにがなんだかわからない。
とにかくどうしたらいいか、外へでるべきか?待機するべきか?
近くのどもだちに連絡をしたい。
でも携帯は通じない。メールもだめ。
強い余震は続く。
とにかく今もってかえった荷物を全部持ち、(たまたま保育があったので、息子の着替え、少しの食糧、のみものもはいっていた)自転車のヘルメットをかぶり、外へでた。
外へ出るとたくさんの人がいてほっとした。
そしてもう日も暮れるし、そこへいっていいのか。
ひとまず、家の向かいにあるトヨタへ。(これまた最近車を購入した場所だからいきやすい)
訳を説明し、少しいさせてもらうことに。
息子のおもちゃもあり、1階だし、広い駐車場スペースもあるから安全。
なによりほかに人がいるのが心強い。
しばらくいた。
その間、ほとんどメールしかつながらない。
それも遠くの人としかつながらない。
近隣の人とは全く。
家の前の甲州街道には車が渋滞。
電車がとまっているので歩いている人がたくさんいた。
パパも帰宅難民となってしまい、今夜は帰れそうもない。
とにかく不安。
自分の身を守ること、そして息子を守ること。
このさきどうなるか。
トヨタにいる間もたくさん揺れた。
こわすぎる。